7月4日に毎年この時期に大牟田文化会館で開催されている、食中毒予防講習会に参加してきました。
大牟田市内の病院や飲食店などからたくさんの方々が来場していました。
食中毒と聞くと、夏場の暑さで食べ物が傷んで細菌が繁殖するというイメージがあるのですが、冬場にもウイルス性食中毒、例えばノロウイルスが多く発生しています。
いずれにしてもこのような食中毒を防ぐために、『付けない』、『増やさない』、『やっつける』という三原則を守ることが大切です。
具体的に、『付けない』とは食材や調理器具をよく洗浄し、食品取扱者自身も手指消毒を行い、着衣も清潔にする。次に『増やさない』とは調理後の食品を室温で長時間放置しないですぐに提供するか、適切な温度管理のもと保存する。『やっつける』とは調理の際に、中心部まで十分に加熱し、食中毒の原因となる菌をなくすということです。
当院でもこの三原則に基づいて、より安心安全の食事が提供できるよう更に業務を見直していきたいと思います。
栄養室
乗冨 利恵2017年8月3日