6月29日(月)14時より当直医1名、看護師2名で夜間に給食室からの出火を想定しての消防避難訓練が行われました。熱感知器作動で非常ベルがなり訓練開始です。夜勤者は、2階ナースステーションに集合し、当直医、看護師1名は火災場所、火災状態の確認、初期消火を行い、もう1名の看護師は、その間院内放送を行います。「初期消火失敗です」と大きな声が聞こえたら避難の開始。独歩の方を避難誘導した後、次はソフト担架を使い担送者の搬送です。階段を使っての担送者の避難は思うように動けません。やっと避難誘導が終わり、逃げ遅れがないか各病室をチエックし避難者の人数、ケガの有無を確認し、全員避難が終わったことを消防隊の方に伝え避難訓練は終わりました。訓練ではありましたが走り回り、大声を出して避難するのは大変でした。その後2階ナースステーションにて通報機器警報装置の取り扱いの説明、4階屋上にて水消火器を使用し一人一人が「火事です」と叫びながら消火訓練を行いました。消防訓練をするにあたっては、どうしたら避難がスムーズにいくのか考え話し合いましたが、その積み重ねが大切であると実感しました。火災、地震、水害、いつどんな災害が起こるか分かりません、今後も各部署協力し消防避難訓練に取り組んで行きたいと思います。消防隊のみなさん有り難うございました。
病棟師長
久富 牧子2017年7月3日