コラム 気になる医療
私の診察室 (R.04.05.24)
日の出町すぎ病院
院長 古賀 敬介
３年ぶりの警戒宣言のないゴールデンウィークも終わりました。
皆様、各所へ羽を伸ばしにいかれたのではないでしょうか。
５月も下旬となり、梅雨入りの声もそろそろ聞かれ始めました。
気温もうなぎ昇り。連日、３０℃超え。真夏の頃は何度になるでしょう。
いささか気になります。
さて、明日から４回目のワクチンを接種される方もいらっしゃるのでは。
第６波も徐々に感染者数が減少してきましたが、油断はできません。
いまだに医療機関でのクラスターが発生しています。
何をやっているのだ、とのお声を頂戴することもあります。
（当院でのクラスターは発生しておりませんが）
新型コロナの特徴は、症状のでない頃からも周囲の方に感染してしまうという厄介なものです。これは、いまだに変わりません。しかも第１波から比較すると格段に感染力は増大しています。非常に困ったものです。
（インフルエンザは無症状では感染拡大しません。）
我々は、見えないウィルスを相手に、既存の検査キットで感染されている方を見つけ出すしか方法はありません。少しでも新型コロナを疑ったら検査をします。
ご協力の程、よろしくお願いいたします。
これからの時期、熱中症も要注意です。
前述しましたが、今年も暑いようですし、特にこれからは梅雨入りで湿度も高くなります。
熱中症は、家の中でも発生します。エアコンを上手く使いながら、ここ数ヶ月を乗り切りましょう。
ご心配な事がありましたら、どうぞご遠慮なく日の出町すぎ病院までお越し下さい。
2022年5月24日
