日の出町すぎ病院 院長
古賀 敬介
私の診察室 その2(R.2.9.11)
今年の大牟田市は自然の驚異にさらされました。年明けの新型コロナ(COVID-19)に始まり、7.6の水害、台風9号、10号と多くの市民の方が大変な思いをされました。心よりお見舞い申し上げます。
日の出町すぎ病院の外来に来られる患者さんは、今度の台風10号は「怖かった」「眠れなかった」と言われます。私も病院で当直をしていてその風の強さ、音、飛来物が飛んできた音で一睡もできませんでした。台風が来る前にすべての窓、屋上、建物の周囲を点検して襲来に備えましたが、それでも一抹の不安はぬぐえませんでした。
月曜日に出勤予定のスタッフも病院に泊まり込んでくれました。また、どうしても家庭の都合で泊まれないスタッフも暴風雨の中、可能な限り早い時刻に出勤して業務にあたってくれました。
心優しき、責任感の強いスタッフのおかげで無事台風10号をやり過ごすことができました。
今回は地域の方々の無事をお喜び申し上げるとともに、当院スタッフに感謝の回にしたいと思います。
2020年9月16日