グループ紹介
医療法人 シーエムエス
杉循環器科内科病院
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ケアハウスやぶつばき
特別養護老人ホームすぎの木
介護付有料老人ホームゆずりは
診療時間:月〜土:午前9:00〜午後12:30/午後1:30〜午後5:30、休診日:日曜、祭日、年末年始、お盆休み/面会時間:月〜土:午後1時〜午後8時/日曜・祭日:午前11時〜午後8時、月〜土:午後1時〜午後8時/日曜・祭日:午前11時〜午後8時
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コラム 気になる医療

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嚥下内視鏡について①

日の出町すぎ病院 副院長
古賀 敬介

病院の名称からもおわかりかと思いますが、日の出町すぎ病院は平成28年7月に開設され、杉循環器科内科病院を中心とするシーエムエスグループの一医療機関です。そのグループには柳川すぎ病院、特別養護老人ホーム「すぎの木」、ケアハウス「やぶつばき」、介護付き有料老人ホーム「ゆずりは」があります。
 一口に病院と言っても、急性期の病院であったり、急性期の状態を乗り越えられて、次のステップの治療を目的とする亜急性期の病院。さらに安定した状態に回復されて、長期の療養が必要な方が、入院治療を受けられる医療療養型の病院などがあります。
 日の出町すぎ病院は医療療養型の病院です。
 入院されている方のほとんどは、脳梗塞後遺症や脳出血後遺症の方ですが、心臓疾患で少し動いただけでも息が苦しかったりとかご高齢で徐々に身体が動かなくなって寝込まれたりとか、様々の理由で入院治療を必要とされる方もおられます。
 人は生きる上で、必ず栄養を必要とします。その栄養が身体に入ってくる経路として、経口摂取と呼ばれる口であったり、カテーテルと呼ばれる管を使って流動食を流し入れる経管栄養であったり、点滴による血管栄養であったりするわけです。
さて、嚥下内視鏡に話を戻しましょう。この内視鏡を使った検査の対象となるのは、ほとんどが経口摂取をされている方々です。食事やお茶のときに「むせた」とか「気道に入った」とか言われませんか。これは嚥下というの飲み込みに関係する一連の動作が、うまくいかない状態のことなのです。医療者はこの状態を見たいけど、口をあけてもらっても、のどちんこ(口蓋垂)が見えるだけ。肝心な場所は見えません。そこで、登場するのが嚥下内視鏡なのです。                 

2018年1月11日

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